心電図検査
胸痛や動悸や失神、ふらつきなどは不整脈が原因となっている可能性があります。また胸痛の場合は狭心症や心筋梗塞の可能性があります。心臓の活動の様子をグラフに表し、状況を確認する心電図検査。安静を保った状態で心電図を記録する安静時心電図や、運動しながら心電図を記録する負荷心電図でそれらの病気の可能性を調べることができます。
所要時間
5分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
ホルター心電図検査
通常の心電図は、30秒など短時間での記録をですが、ホルター心電図は長い時間(24時間)をかけて記録をとります。病院内でとる心電図はその時の状態しか把握できませんが、ホルター心電図での記録は24時間でどれだけの不整脈が出ているのかが判明します。体を動かした時に調子が悪くなる。明け方だけ動悸がする。日中気分が悪くなる。記録を分析することで、どのようなことが患者様の身体で起きているかを明らかにします。
所要時間
来院15分程度。24時間検査。翌日再来院
検査結果
後日再来院
エコー検査
超音波(エコー)でを検査機器から体内の検査部位に送り、その反射波から臓器の大きさや形状などを調べる検査です。人体に影響がないため、どなたでも安心してお受けていただける検査です。息切れ、むくみ、胸痛などは心臓がバテてしまっている心不全という病気の可能性があります。心不全の原因は前述の心筋梗塞や不整脈、弁膜症と言われる心臓の部屋を区切っている弁と言われるドアの調子が悪くなる病気や心臓の筋肉自体が弱ってしまう病気が原因となって起こります。そのような心臓の状態を超音波で直接観察することで病気の状態、診断を行います。また心臓以外でも首の動脈を観察することで全身に起こっている動脈硬化の状態も知ることができます。腹部では胆石や肝機能障害などの診断や原因検索も可能です。
所要時間
10～20分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
ABI検査
動脈硬化の検査の1つで、血管年齢を測定します。両手両足の血圧を同時に測定し、血圧を比べることで足の血管の詰まりや動脈硬化の診断を行います。血管が細くなると歩行中に足がだるくなったり、足が攣ったりすることがあります。動脈硬化は全身同時に進行するため、脳梗塞・狭心症・心筋梗塞など重大疾患と合併しやすい病気にとなります。ABI検査はこうした重大疾患と早期発見するためにも重要な検査となります。
所要時間
5分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
DPN検査
神経障害の度合いや動脈硬化を調べる機械です。くるぶしの付近に本体を当てて、軽い電気刺激を与えることで測定が可能です。
所要時間
5分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
院内採血・尿検査
大部分の検査項目は院内で即日結果を出すことが可能です。急ぎの場合お声掛けください。また糖尿病の患者さんの診察に必要なHbA1cは、毎回即日結果を出し、内服調整等に役立てます
所要時間
10～20分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
呼吸機能検査
喘息や慢性呼吸不全といった肺の状態を診断するために行います。吸入薬の効果を判定するためにも用いられます。
所要時間
5～10分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
スモーカーライザー ピコプラス検査
禁煙外来に使用します。一酸化炭素量を測定することで喫煙の状態などを明らかにし指導の参考にします。
所要時間
5分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
アプノモニター
睡眠時無呼吸を診断するために使用します。家に持って帰ってもらい一晩装着し何回呼吸が止まっているかなど検査することで診断をつけます。
所要時間
装着説明後、自宅にて装着
検査結果
後日再来院
レントゲン検査
肺や腹部の症状があるときに撮影し診断のために使用することもありますが、当院のレントゲンは最新のものなので骨密度も測定できます。
所要時間
5分
検査結果
当日中(内容・時期によっては異なります)
LOX-index（ロックスインデックス）検査
「LOX-index®は、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標です。日本国内で行われた、約2,500名を約11年追跡した研究成果がベースになっております。この研究から、sLOX-1（可溶性LOX-1：血中に放出されたLOX-1）とLAB（LOX-1 ligand containing ApoB）から得られる解析値が、今後10年以内の脳梗塞・心筋梗塞発症率に大きく関与する事がわかりました。脳梗塞発症率で約3倍、心血管疾患発症率で約2倍となり、これら2つの疾患の発症リスク評価検査としては、唯一の検査です。
所要時間
採血5～10分
検査結果
後日再来院